話題の「ミールキット」は身近なスーパーでも買えます。
中でも日本ハムの「中華名菜シリーズ」は野菜ひとつでプロの献立ができてしまうミールキットです。
どこのスーパーマーケットでも売っているしコスパもいいですが味や安全性はどうなのでしょうか。
今回はスーパーで手軽に買える「中華名菜シリーズ」のミールキットを実際にためしてレポしてみました。


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スーパーで買える!「中華名菜シリーズ」ミールキットとは?
坂口健太郎さんのCMでも見かける中華名菜シリーズでは現在20種類以上のミールキットが販売されています。
どれも野菜や材料ひとつで10分もかからず仕上げることができます。
- エビマヨ
- よだれ鶏
- 豚肉麻辣炒め
- 麻婆茄子
- 酢豚
- エビチリ
- 回鍋肉
- 八宝菜
- 中華丼
- 白菜クリーム煮
- 青椒肉絲
- ねぎ塩肉だんご
- 麻婆もやし
- かに玉
- 四川辛口 麻婆豆腐
ざっとあげてもバラエティが豊富で使い続けていても飽きもこなさそうですよね。
中華名菜シリーズはどこで売ってる?
有名メーカーの日本ハムから発売されている中華名菜シリーズは全国のスーパーマーケットで取り扱っています。
冷蔵食品でソーセージコーナーの近くに数種類置いてあることが多いです。
私の家の近くでは、「回鍋肉」、「酢豚」、「青椒肉絲」、「八宝菜」が売られていました。

という時は楽天などのネットショップからなら好きなメニューを選んで買うこともできます。
中華名菜ミールキットはどのくらいお手軽?
中華名菜シリーズは基本的に野菜を1種類自分で用意する必要があります。
- 用意した野菜をカット
- キットの具材を炒める
- ソースを加える
の3ステップで5分程度で仕上げられます。
ミールキットに入っている具材やソースは調理済みなので肉を切ったり揚げるという下準備もありません。
中華のシェフの技を再現した味付けなので誰でも調味だれで美味しく作れるのもいいですよね。
用意する野菜は基本はひとつで例えば回鍋肉ならキャベツですが、他にもピーマンなど追加で加えたりアレンジもできます。


実際にスーパーで「中華名菜シリーズ」のミールキットを試してみた
実際にスーパーでニッポンハムのミールキットを買ってお試ししてみました。
酢豚
まずは玉ねぎ1個で作れる酢豚を作ってみることにしました。
玉ねぎは保存がきくし家庭でもひとつくらい余っていることも多いので作りやすいですよね。
作り方も簡単にイラスト付でパッケージ裏に書かれていて分かりやすいです。
調理手順も3ステップで簡単です。
パッケージの中身は人参・筍・肉の具材とソースの2つパックが入っていました。
味付けはソースひとつをいれればいいので調味料もいりません。
フライパンで炒めます。
お肉は8個で思ったより多く入っていましたが人参と筍は4切れづつで2~3人前にしては少し少なめです。
タレを絡めてお皿に盛って完成です。
彩りも青みがないのでピーマンがあれば入れたほうがいいかもしれないですね。
お肉は実際に食べたところ、通常の豚肉ではなくミートボールのようになっていました。
量は2人前でもちょっと少なめに感じたのでやはり野菜は2種類入れたほうが栄養的にも見た目的にもいいのではと思いました。
味付けはタレも甘辛で美味しく食べることができましたが、肉の食感は少し残念に感じました。
八宝菜
続いて八宝菜はキャベツひとつででき、具材も8種類とボリュームもありそうです。
キャベツも千切ってまな板包丁なしで作ることが出来ました。
半玉のキャベツが入っているのでボリュームもあり、キャベツ以外も椎茸や人参、うずらの卵と食材の品目も多くとれます。
ただやっぱり肉は小さい切れ端はわずかなのでがっつり食べたい人は肉を足したらいいと思います。

青椒肉絲
チンジャオロースはピーマンがあればすぐできるメニューです。
お好みで赤パプリカを加えてもいいですが今回はピーマンのみで作ってみました。
豚肉・筍入りですが、お肉は細切れでミンチのようになっていました。
ピーマンがかなり主張していてちょっとメインにはボリュームがないかなあと思いましたが一口食べてみて印象が変わりました。

タレの味がとても合っているように感じました。
回鍋肉
最後はたけのこ・豚肉いりの回鍋肉を試してみました。
キャベツ半玉にピーマン1個を加えて作りました。
野菜は多めに加えましたが見た目はちょっといまいち。
肉がやはり存在感がないのと、タレが多めだからかもしれません。
味はちょっとピリ辛で食欲をそそりましたがややタレが濃い目でしゃばしゃばに感じました。
ミールキットお試しまとめ
以上4種類のミールキットをお試ししました。
味はメニューにより少し当たり外れはありますが万人に好まれるオーソドックスなもので好き嫌いなく食べられます。
ただ見た目やキット内の野菜や肉の量はどうしても貧弱なので食卓にだすには2種類以上食材を追加する必要があるのではと思います。
そして全体として野菜ひとつ加えるだけなので簡単ですが包丁やまな板は必要なので意外に手間はかかります。

中華名菜ミールキットのコスパはどう?
中華名菜のミールキットは2~3人前で希望小売価格は410円程度のコスパになります。
野菜一品の値段は種類により前後しますが80円とくらいしてもワンコインで料理ができます。
3人で食べるとすると1人前166円になるのでコスパはかなりいいと思います。
ただ野菜が1個などばら売りだと高めになるし、まとめ売りなら余らせてしまう可能性があります。

中華名菜ミールキットの安全性は?
価格が安いと気になるのが安全性です。
安いには安いなりの理由があり、実際に中華名菜シリーズの原材料を調べてみると中国やアメリカなどの安価な原材料が多く使われていました。
実際にミールキットのひとつの八宝菜の原材料をみてみました。
【具】鶏肉、にんじん水煮、たけのこ水煮、きくらげ、豚肉、しいたけ水煮、食塩、しょう油、米粉、パン粉、砂糖、醸造酢、水あめ、しょうが汁、でん粉、大豆たん白、卵白末、香辛料/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カードラン、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【ソース】うずら卵水煮、液糖、たん白加水分解物、ポークエキス、食塩、オイスターソース、中華調味料、植物油、しょう油、まいたけ水煮、ほたてエキス調味料、チキンスープパウダー、香辛料、醸造酢、酵母エキス、脱脂粉乳/増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料、(一部に卵・乳成分・小麦・あわび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
原料原産地は、鶏肉(ブラジル、フィリピン、タイ、日本)、きくらげ(中国)、豚肉(アメリカ、カナダ、メキシコ、スペイン)となっていて外国産が多い印象です。
特にひき肉がつかわれている場合はどんな肉の部位を使っているか分からないし安全性も不透明です。
また増粘剤や着色料、香料などの化学調味料も気になります。
調味料(アミノ酸等)は人工の旨味成分で中華料理には特に大量に使われますが、神経細胞を興奮させて頭痛や体の痺れなどの危険性も提起されています。

まとめ
以上、スーパーで買えるニッポンハムのミールキットについてお伝えしてきました。
冷蔵庫に野菜があまりない時にストックしてあると時短で作れて便利ですよ。
ただ、野菜を別途用意する必要があったり自分でカットしなければいけないため意外に手間がかかります。
また使用される食材は外国産がほとんどなので安全性が気になる人やもっと簡単に作りたいという人はカット野菜のミールキットセットがいいかもしれません。
おすすめはこちらのミールキットランキングをチェックしてみてくださいね。

